はじめに
今回は本田でランクマの安定性を上げるためにできることは何か、というコンセプトで書いています。
そのために、リターンこそ高くはないものの、リスクを極力抑えた行動の紹介です。
テクニカルなことはなるべく省いて、この行動の後はこれ!といった、動きのパターン化を目標にします。
起き攻め
ランクマで対戦していて、筆者が一番ストレスに感じる場面が
「自分が起き攻めに行ったけど技の重ね方をミスって相手の通常技暴れを食らう」
ことです。
この解決策は単純で、「両方の受け身、かつ3F暴れに勝てるセットプレイを使う」ことです。無敵技やVリバーサル、Vシフトは考えないものとします。
起き攻めセットプレイとして、筆者が知っているものを紹介します。
・中頭突き持続(コアコパ中頭突き なんかはコレです)→前ステップ→中張り手
一番よく使う機会があるだろう脳死重ねセットプレイです。リターンこそ非常に少ないですが、ヒット、ガード問わず有利フレームを獲得するので、リスクはほぼないといえるでしょう。
残念ながら弱頭突き、強頭突きをヒットさせた後には狙えません。
なお、前ステップ張り手自体はやや難易度の高いテクニックですが、「技の硬直終了時からの最速前ステップ→最速張り手」なら、一個前の技の硬直が終わる前から「前ステップ+Pボタン連打」をしておいて、前ステップが出たのを確認してボタンのみの連打、とすると非常に楽です。
前ステップと張り手とではステップの方が優先されることを利用したテクニックです。
中張り手両対応とその入力方法説明用の簡単な動画
・EX百貫(上り、下り両方ヒット)→前ステップ→弱張り手
次に使う可能性がありそうなセットプレイはこちら。中張り手重ねと同様、リターンは少ないけど有利フレームを得るセットプレイです。百貫で画面端までもっていった場合なんかは受け身の種類関係なく、近場で有利フレームを獲得できます。
・(画面端で)中頭突き持続→前ステップ→力足
リターンも大きく、ガードされても有利フレームといういいことづくめな両対応起き攻めです。端で頭突き〆をしたらとりあえずこれ、と覚えておいてもいいくらいです。
通常受け身に対してはヒット+5F、ガード+4F、後ろ受け身に対してはヒット+8F、ガード+7Fです。「力足を出す」までは脳死でできるので、相手の受け身を見る余裕も生まれるかもしれません。余裕があれば受け身を確認して、そのあとの固め技やコンボ技を選択できるようにしたいです。
・(画面端で)頭突き→弱張り手(2hit)→前ステップ→力足
画面端での頭突き弱張り手2ヒットからも前ステ力足が両対応です。
こちらは後ろ受け身へのヒット/ガードが1F増えるのと、3Fアーマーでも割れない連携になります。
・(画面端で)頭突き→強化弱張り手(3hit)→投げスカり→力足
Vスキルで強化した張り手だと3ヒットして、その場合はこちらのレシピです。ゲージがあるなら素直にEX百貫につなげることをお勧めしますが。
起き攻め両対応セットプレイで自分が知っている、かつ使いやすいものはこれかなって感じです。
立ち回り
立ち回りでリスクを抑える、となると強攻撃を空振らない(強攻撃の頻度を減らす)ことがまず挙げられると思います。
本田君はリターンこそ薄いものの立弱P、屈中Pあたりは一方的につぶされることが少なく、立中Pや屈中Kはリーチも長めでけん制にうってつけです。
体力リードをとられるまではこのあたりで「適当」にけん制しつつ(重要)、対空意識を持つことをお勧めします。
「適当」を強調したのは、対空に意識を持っていくためです。地上はつえー技振っておいて上を見る、というのは大切だと思います。
本田の強頭突きは160ダメージと、対空技の中では結構高いダメージを持つ技です。狙えるなら狙いたいですよね!
また、弱頭突きは比較的ローリスクなのにミドルくらいのリターンをとれる技で、確定をとれるキャラは少ないですが、ガードされて-4Fの不利を背負う技ですので、ガードされた後にうかつな行動はとらないことをお勧めします。
個人的にはバクステがいいかなと思います。相手が最速で前ジャンプをしてきても、こちらの立強P対空がほぼ間に合うので、「バクステ→バクステ中に上を見て飛んできていたら強P対空」をセットにして意識を割く割合を減らしましょう。
コマ投げポイント
コマ投げなんて低リスクローリターンとは対極にある技だと思いますが、一応紹介しておきます。
有利Fを取った後のコマ投げポイントは覚えておくと役に立つので…。
・密着弱張り手ガード後
EX大銀杏が届きます。後ろに下がられるとだめですが…。
密着〇張り手ガード後、は密着時なら適当な技をキャンセルして出しても大丈夫な距離です。密着起き攻めでコパ弱張り手後 などでも同じ状況、ということです。
・密着中張り手ガード後
同じくEX大銀杏が届きます。3F暴れに負けるところだけは要注意。
・密着中張り手ヒット後
弱大銀杏、EX大銀杏が届きます。ノーマルコマ投げが届くところはミソ。
・密着強張り手ヒット、ガード後
どの強度の大銀杏も届きます。ガード時でも届きますが、そもそも不利背負ってるのでヒット時だけにしてください。
・密着力足ガード後
どの強度の大銀杏も届きます。画面端の力足両対応セットプレイ後が分かりやすい狙い目でしょう。
両対応セットプレイの際、後ろ受け身の場合はちょっと遅らせて大銀杏をしないとスカるので、そこだけ注意です。
・前投げ後
ちょっと前歩きEX大銀杏が届きます。難しいので要練習です。
前投げのモーションの終わりくらいに大銀杏投げのコマンドを入力し、そこから一瞬だけ前に入れてボタン入力です。
フレーム的にいい感じなコマ投げポイントはこんなところだと思います。もちろんジャンプ攻撃をガードさせた後とか、急な前ステコマ投げといった使いどころもあります。
おわりに
以上、起き攻め、立ち回りについて軽く説明してみました(コマ投げポイントはおまけです)。
荒らす本田君も強いですが、無理をしない本田君もランクマで自分より下のランクに負けないためには身に着けた方がいいと思っています。
本田君のダイヤグラムの1位が長続きすることを祈って、記事を終わりたいと思います。