ウル4ガイル+スト6本田ブログ てつのいた

主にウル4のガイルとスト6の本田について書いていきます ウル4ガイルの方がメインです

【スト5 本田】CE調整の話【2020年度】

 ハチャメチャ感溢れるVスキル2達と共にやってきたチャンピオンエディション。例によって大して触れていませんが本田の調整と追加されたVスキル2についてちょっと書いていきたいと思います。

 実際の対戦では他キャラの調整やVスキル2の影響もありますが、この記事では本田についてのみ触れていくのでよろしくお願いします。

 また、この記事は基本的に感想が書いてあるだけなので、これは別に強く(弱く)なくない?といった主観が混じることに関してはスルーしてくださるとありがたいです。ただ、こういった連携もあるよ、などの新情報や、その情報間違ってるよ、といった訂正の指摘などはどしどし書いていってください!

バランス調整

 まずは、本田に対して行われたバランス調整に対する感想や実際のシーンへの影響として考えられるもの(結局感想・予想)を。

調整一覧

 とりあえず本田への調整をとりあえず全部書いていきますね。文章は公式サイトのものをそのまま使用します。

game.capcom.com ではいってみましょう。

・ダウン 膝崩れダウン発生時、押し合い判定を他のキャラクターと同じ高さに統一しました
・体力 1025→1050に変更しました
・スタン値 1050→1075に変更しました
・垂直ジャンプ強P 前後への移動距離を増加しました
・払い蹴り ヒットバックを拡大しました
・中スーパー頭突き ①根元部分のダメージを120→140に変更しました
          ②持続部分のダメージを100→110に変更しました
・強スーパー頭突き ①根元部分のダメージを120→160に変更しました
          ②持続部分のダメージを100→120に変更しました
・EXスーパー頭突き ①根元部分のダメージを140→160に変更しました
           ②持続部分のダメージを120→130に変更しました
・百裂張り手 ①中版のガードバックを縮小しました
       ②弱版の移動距離を増加しました
       ③弱・中版ヒット・ガード時に攻撃判定が拡大するよう変更しました
・EXスーパー百貫落とし 表側のガードバックを縮小しました
・【VT1】鬼大角 Vタイマー使用量を1200F→1000Fに変更しました

 以上です。もうちょっと綺麗に書きたいけど面倒だったので許して。

 で、それぞれについて自分の感想交えて書いていきますね。

ダウン

 ほぼ影響なしと言っていいでしょう。多分。クラカンなどで膝崩れダウン時の挙動が各キャラクター若干異なっていたらしく、それを統一したようです。キャラ限コンボなどがあったのかもしれませんが、それが一律化されました。

体力 スタン値

 何も考える必要なく上方修正です。元々タフなキャラクターでしたが、よりタフになったと思っていいでしょう。スタン値1075は結構な強みになるのではないでしょうか。女性キャラクターなどと比べると読み合い1回分の違いになりうる値です。

垂直ジャンプ強P

 嬉しい調整です。持続の長さなどはウル4と比べてまだ弱くなっていますが、この調整のおかげで弾キャラが幾分か楽になると思います。意外な距離から技を当てにいけるようになっているので、相手の距離調整に意識を割かせることができるでしょう。

払い蹴り

 (ほぼ)唯一の弱体化です。ヒットバックが拡大したことにより、Vトリガーでキャンセルした後の距離が少し遠くなりました。今までは先端ヒットトリガーキャンセルでも前歩き立大Pがかなり安定して入りましたが、ド先端だと(恐らく)キャンセルできる立大Pが届かなくなっています。同じく先端トリガーからの猫騙しも届きません。生張り手にする切り替えが必要です。

各種スーパー頭突き

 大きな強化点です。特に強版のダメージ増加はけっこうえげつないです。立ち状態で出せる対空技から減るダメージが40増えました!って考えると、1発当てるだけで今回の調整で増えた体力を越えるダメージが稼げます。体力の低いキャラは特に、本田に対してうかつな前ジャンプが出来なくなるのではないでしょうか。もちろん、対空は出せて始めて意味があるし、対の地上戦も鍛える必要はありますが。
 持続のダメージ増加も、中頭突き締めのコンボなどをした際にありがたみを(少し)感じることでしょう。EX版も160経るのは中々大きいです。

百裂張り手

 筆者はあまり恩恵を感じていない調整です。目に見えて変わったなと気付いた部分は、密着中張り手からEX大銀杏の距離になっていたことです。が、これ自体は弱でも出来るし…とは思いました。が、ガード有利で前進距離も大きめな中張り手後の距離が近めになっていることは嬉しい変更です。

 弱版の前進距離増加は、よくわかってないです。先端弱張り手キャンセルから繋がらない現象なども改善されておらず、ガード後の距離もほぼ同じ印象でした。立ち回りで振った弱張り手を相手にガードさせやすくなったのでしょう。多分。

 ヒットガード時の判定拡大はカス当たりを防止するためでしょう。あまり目立って恩恵を受ける変更ではありませんが、ないよりあったほうが嬉しい変更です。

EX百貫落とし

 強化でもあり弱体でもある調整です。上りのEX百貫をガードさせた後、今までのレバー操作では表落ち出来たシーンでも裏に回りやすくなっているように感じます。こちらは慣れればなんとかなるとおもうので、本当に若干の弱体化でしょう。

 下りのEX百貫を表ガードさせたあとのガードバック現象は強化といえるでしょう。+5Fをより活かしやすく、攻めの起点としてさらに使いやすくなっています。完璧に真上から表ガードさせると、EX大銀杏の距離で(最速で出すと有利Fの関係でスカるので、気持ち歩いてから出すといいと思います)、歩けば普通に弱大銀杏も実戦で使えうる印象でした。
 残念ながらここからの弱張り手ヒット3段目キャンセル岩戸はコンボになりませんでした。無念…

VT1 鬼大角

 使ってないのであまり…。
 VT1がMAX3000Fなので、使える回数は変わっていませんが、プレッシャーをかけられる時間が増えた調整でしょう。200Fないし400F分ですが。

 

 と、いうのが各種調整に対する自分の感想です。総括すると、ダメージ増加やガードバック減少で1シーンで相手にかけられるプレッシャーは増加し、少し弾キャラに対して強くなった、といった感じです。払い蹴りヒットバック増加に関しては要注意。慣れが必要でした。
 基本的には強化ばかりですが、やれること自体の変化はないため、S4できつかった相手に対しては同じくきついままでしょう。ファン、ガイル、サガット豪鬼辺りに対しては頑張って…。

Vスキル2 肩屋入り

 もう大分長い文章になってますが、最後にこちらを。スト5CEの目玉、Vスキル2です。

得られる効果

 本田のVスキル2は、次に使用する百裂張り手を強化するもので、全体50Fのモーションが出きると効果を得られます。どのような効果が得られるかというと

・ダメージ、スタン値が10上昇
・ノーマル版ヒット時の有利が4Fに、EX版ヒット時の有利が6Fに
・通常だと必殺技キャンセル不可能な各種通常技・特殊技から張り手にキャンセル可能(立大Pの持続後半もキャンセル可能)
・ヒット/ガード時にVゲージが上昇するようになる

 の4点です。

実戦での利点や立ち回りへの活かし方

 以上4点のうち、ダメージ、スタン値アップとVゲージ上昇は副次的なものとして(Vゲージ上昇は単体で狙う場面がありますが、まあ一応)、メインは有利Fの増加とキャンセル可能になることでしょう。

 有利Fが増加したことで、密着のノーマル張り手が実質EX張り手に、EX張り手は立中Kが繫がりさらにダメージを伸ばせるようになります。
 キャンセル始動技と出す強度によっては弱Kや立中Kが届かない場面もあるので、そこは注意です。基本的には強度の高い張り手の方がヒット後に距離が近くなります。また、払い蹴りは軸が前にずれているので、キャンセルすると近付きます。

 で、キャンセル可能技が増えるということは、牽制の主力である立中P、屈中P、屈中K、立大P(先端)、払い蹴りからキャンセルできるようになるため、これらの技に張り手を仕込むことでリターンを取りやすくなるということです。
 VT1を使っているならノーマル張り手から発動できるので、さらにコンボを伸ばしやすくなるでしょう。もちろん、発動しているならVT2もリターンが大きいです。
 ただ、面倒なことにキャンセル先は「百裂張り手」です。Pボタンを4回押さないと発動しないため、いちいち仕込む必要が出てきます(まるでウル4だな!)。特にEX張り手を仕込む難易度はやや高めなため、仕込みを成功させる&空振り時に漏れないよう素早く仕込む技術が必要になります。要練習でしょう。弱張り手単発確認岩戸より大切な練習です!!!

 また、立ち回りで張り手を出した時点で強化が終わってしまうので、確認EX張り手の手順などが少し変化する人も出てくるでしょう。脳死でとりあえず弱張り手をやっていいとは限らない場面もあるかもしれません。

発動タイミング

 肝心の発動機会ですが、他キャラの自己強化系Vスキルのように、端端で様子見状態になった時には使えますし、あとは頭突きを当てた後などが狙い目です。その場受身から発生が早く横に長い技(特にCA)を出されない限りは確定しません。始めに頭突きを当てた後、相手がどんな受身を取るか見ておくといいでしょう。
 基本的に本田は後ろ受身をされると攻めを継続し辛いので、多くは後ろ受身をしてくるはずです。そこにVスキル2発動を見せ、今度はその場受身を読んでの前ステップ…といった具合に読み合いを回せるかもしれません。

おわり

 とまあ、こんな感じでCE雑感を終わります。
 例の如くまとまりのない文章ですが、まあよろしくお願いします。

 はじめにも書きましたが、基本的には感想なので、これは別に強くなくない?といった主観が混じることに関してはスルーしてくださるとありがたいです。ただ、こういった連携もあるよ、などの新情報や、その情報間違ってるよ、といった訂正の指摘などはどしどし書いていってください!