はじめに
唐突な雑談回です。格ゲーに関することは一切書いてないので、それでもええわって人だけ読んでいってください。
紹介するゲーム
紹介するゲームは、RPGツクール2000で作成されたRPG、「Seraphic Blue」です。セラフィックブルー。略してセラブルです。
古いゲームだし、一部で熱狂的なファンがいるゲームなので他者の紹介に比べると薄味もいいとこかもしれませんが、まあええやろ!関係ない!
ダウンロードリンクを貼っておきます。ここからダウンロードできるはずです。
www.vector.co.jp あと、ダウンロードしたらマニュアルがついてくると思いますが、(長いけど)一読しておくことをお勧めします。独自なインターフェースになっており、そのままだとよくわからんてことになりかねないです。
見どころ、というか推しポイント
人にものを勧める時はインパクトある部分に絞れとどこかで聞いたことがあるので、3点に絞ろうと思います。
・キャラがイカれてる
・重厚なストーリー
・歯ごたえしかない戦闘バランスとシステム
キャラがイカれてる
いきなりやべぇ見出しだなあと思いますが、半分インパクト重視半分マジな話、です。
色んなキャラが登場するゲームなんですが、序盤からストレス発散に(操作キャラが!)魔物をいたぶるシーンが登場し、もうちょっと経つと海に向かって身投げしよう、みたいな話をヒロインぽいキャラと話したりするイベントも出ます。そのヒロイン、リスカ痕もありますしね…。
教会の神父が、話し合いに来たムカつくヤローに銃を突きつけたりするイベントも序盤に来ますね。とにかくキャラがメチャクチャ濃いです
重厚で陰鬱なストーリー
本ゲーム、クリア時間が50~60時間を想定されており、かなり骨太なゲームとなってます。シナリオも非常によく練られていて、序盤はやや伏線バラマキで退屈かもしれませんが、段々と明かされていく真実達に引き込まれます。マジで。
そんなストーリーですが、けっこう陰鬱な感じに展開されます。キャラの話でも何となく怪しい雰囲気は出てましたが、そんな感じです。
「生まれてきて、ごめんなさい」みたいなセリフ、聞きたくないでしょ?なのにそこそこの回数出てきた記憶があります。
こんなゲームをリアル中二でやった筆者はそこそこ性格が歪みました。悪い方向に。
歯ごたえしかない戦闘バランスとシステム
このゲームの戦闘デザインで掲げられているモットーは「Dead or Alive」です。生きるか死ぬか、雑魚戦でさえこのモットーで作られており、気を抜いたら割といつでも死にます。
戦闘システムはSFC時代のFFみたいな(厳密には違うけど)、ゲージが溜まったら行動可能になる感じのRPGです。RPGツクール2000のデフォルトシステムとは異なり、オリジナルで製作されてます。
で、特徴的だと思っているシステムが、FE(フィールドエレメント)システムです。魔法や技には属性がついてるものがあるんですが、そういったアビリティを使用すると、場にその属性のエネルギーみたいなのが溜まります。
そのエネルギー(エレメント)を消費することでのみ発動可能な強力アビリティが存在し、それを駆使するシステムになってます。重要なのがこのエレメント、敵味方で共用なんです。なので、相手が得意なエレメントを場に残したままにしていると、メチャつよ攻撃くらって壊滅…てことが起こります。
ある種初見殺しっぽいシステムでもありますが、このエレメント管理が重要で、戦略性が高いんです。他RPGと比べても、このFEシステムはかなり好きなシステムです。
画像がちっちぇぇ! 〇が点灯してるのが今あるエレメントです。この場合、風と天(聖みたいなの)があるってことです。
悲しいお話
このゲーム、2004年に公開され、その後2006年に一部の演出見直しやバランス調整などが行われたディレクターズカット版が公開されたのですが、サーバーサービスの終了などで現在ダウンロードする手段が存在しません。メチャクチャ悲しい。筆者のパソコンと外付けHDDには残ってるんですけど、無断二次配布はアカンはずなので、悲しいなあ…。
終わりに
以上、突然のRPG紹介でした。
陰鬱なストーリーが好き
難しいRPGをやってみたい
って人にはかなーーーーーーーーーりお勧めできるRPGですので、気になったらぜひダウンロードしてみてください。人を選ぶ要素は多々ありますが、ハマる人はとことんハマります。難しくて詰まったところあったらコメントなりTwitterでリプ飛ばしてくれれば軽いヒントくらいは出せると思います。